読誦会　～「読経する自分」と出逢う時間～

準提(じゅんてい)観世音菩薩(かんぜおんぼさつ)讃(さん)文(もん)

準提(じゅんてい)功徳聚(くどくじゅ)。寂静(じゃくじょう)にして心(こころ)常(つね)に誦(じゅ)すれば、
一切(いっさい)諸々(もろもろ)の大難(だいなん)、能(よ)く是(こ)の人(ひと)を侵(おか)すこと無(な)し。
天上(てんじょう)及(およ)び人間(にんげん)、福(ふく)を受(う)くること仏(ほとけ)の如(ごと)く等(ひと)し

し、此(こ)の如意(にょい)珠(じゅ)に遇(あ)わば、定(さだ)んで無(む)等(とう)等(どう)を得(え)ん。
若(も)し我(わ)れ誓願(せいがん)大悲(だいひ)の裡(うち)、一人(いちにん)として二世(にせ)の願(がん)を
成(じょう)ぜずんば、我(わ)れ虚妄(こもう)罪過(ざいか)の裡(うち)に堕(だ)して、
本覚(ほんがく)に帰(かえ)らず大悲(だいひ)を捨(す)てん。

嚢謨颯(のうぼうさっ)多南(たなん)　三藐(さんみゃく)三(さん)没駄(ぼだ) 倶胝(ぐち)南(なん)　恒弥也(たにゃ)他(た)
唵(おん)　者(しゃ)礼(れい)主(しゅ)礼(れい)　準提(じゅんてい)娑婆訶(そわか)

延命(えんめい)十句(じっく)観音経(かんのんきょう)

観世音(かんぜおん)　南無(なむ)仏(ぶつ)
与仏(よぶつ)有因(ういん)　与仏(よぶつ)有縁(うえん)

仏法僧(ぶっぽうそう)縁(えん)　　常(じょう)楽(らく)我(が)浄(じょう)
朝(ちょう)念(ねん)観世音(かんぜおん)　暮(ぼう)念(ねん)観世音(かんぜおん)
念念(ねんねん)従心起(じゅうしんき)　念(ねん)念(ねん)不離(ふり)心(しん)

普(ふ)回向(えこう)

願(ねが)わくは此(こ)の功徳(くどく)を以(もっ)て普(あまね)く一切(いっさい)に及(およ)ぼし
我等(われら)と衆生(しゅじょう)と皆(みな)共(とも)に仏道(ぶつどう)を成(じょう)ぜんことを

十方(じいほう)三世(さんし)一切仏(いしふ)
諸尊(しいそん)菩薩摩訶(ぶさもこ)薩(さ)
摩訶(もこ)般若(ほじゃ)波(ほ)羅(ろ)蜜(み)