福満虚空蔵菩薩
かつて、成田には徳成寺と真言宗延命寺の二ヶ寺がありました。江戸末期、延命寺が廃寺となり、御本尊 虚空蔵菩薩が徳成寺に遷座しました。以来、当山の鎮守福満虚空蔵菩薩としてお祀りしております。
虚空蔵菩薩は、十三仏の最後三十三回忌の本尊として、丑・寅年生まれの守り本尊、十三詣りの本尊、そして、女性の守り本尊として信仰されています。徳成寺においても、成田区内の女性を中心に14の講中があり、年2回(春・秋)御開帳の法要を営まれております。
虚空蔵菩薩は能満諸願の菩薩です。
福徳と智慧を無限にお持ちになり、それらを自在に取り出して、私たちの願いを叶えてくれるはたらきがあります。また、記憶をつかさどる菩薩であり、「そらんじる」という言葉は虚空蔵菩薩様の空に由来するそうです。
『虚空蔵菩薩経』には智慧の欲しい者、人々から愛されたい者、歌を好み第一人者となりたい者、財を成したい者、名声を上げたい者は虚空蔵菩薩の真言を唱えるなら叶うと説かれています。
福徳と智慧を無限にお持ちになり、それらを自在に取り出して、私たちの願いを叶えてくれるはたらきがあります。また、記憶をつかさどる菩薩であり、「そらんじる」という言葉は虚空蔵菩薩様の空に由来するそうです。
『虚空蔵菩薩経』には智慧の欲しい者、人々から愛されたい者、歌を好み第一人者となりたい者、財を成したい者、名声を上げたい者は虚空蔵菩薩の真言を唱えるなら叶うと説かれています。
当山鎮守福満虚空蔵菩薩像の成立年は未詳ですが、室町から桃山時代と推定されています。
尚、現在のお堂は平成17年に改築されました。虚空蔵堂には、薬師如来と不動明王もお祀りされております。
ご祈祷 ご祈願のご案内
ご祈祷やご祈願という言葉を聞きますと、願いを叶えてもらうために祈るという響きがあります。しかし、「叶う、叶わない」ということだけで手をあわせるのはもったいないことです。
自分の力だけではいかんともしがたい時、自分に限界を感じた時、生きる力を自分のなかに見出さなくなった時、人智を超えたものに手をあわせ祈る時間を持つことこそが大切なのです。
あなたの前に現れた出来事に振り回されるのではなく、手をあわせた神仏を心に置いて、前に踏み出す勇気を共に養いましょう。
尚、日時をご予約の上、ご来山ください。