2017年5月10日 句・短歌
親思ふ こころにまさる 親ごころ 今日の音づれ 何ときくらん 松陰 江戸の獄中から萩の父母・叔父・兄らに宛てて、松陰先生は手紙を認めました。 「平生の学問が浅薄であったために至 …
2016年12月28日 句・短歌
去年今年 貫く棒の 如きもの 高浜虚子 年末も押し迫ってきました。 この句は、76歳の虚子の句です。 去年今年(こぞことし)と貫くもの、核となるもの、大いなるものを虚子 …
2016年12月21日 句・短歌
年の暮れが近づくと思い出す言葉があります。 皆さまも味わってみてください。 ともかくも あなた任せの としの暮 一茶 これは、57歳の一茶の句です。 「あなた」というの …
2016年10月12日 句・短歌
焚くほどは 風がもて来る 落ち葉かな 良寛 長岡藩主 牧野忠精は寺を建て良寛さんを城下に招聘しようとしました。その折に、詠んだ句だそうです。 あなたは、風をどう受け止めるか? …
2016年8月17日 句・短歌
亡き人に 迷うなと 拝まれている この私 本夛 慧