3、「彼はわれを罵った。彼はわれを害した。彼はわれにうち勝った。彼はわれから強奪した。」という思いを抱く人には、怨みはついに息むことがない。

 

4、「彼はわれを罵った。彼はわれを害した。彼はわれにうち勝った。彼はわれから強奪した。」という思いを抱かない人には、ついに怨みが息む。

 

怨みというのは、実に厄介な感情です。
全く生産的でないことも理解しているし、
感情的にも、もう一段高いところを生きようと覚悟したはずだけれども、
心が揺れ動いてしまうものです。

けれども、それをお釈迦さまの智慧でもって調える道があるのだと互いに心得ておきたいのです。