8月14日は、あさか野夏まつり 第46回 花火大会でした。
毎年、徳成寺の役員さん方と墓地の警備をしております。
大輪の花火の下にあるのは、多くのお墓。
ご覧いただけるでしょうか。
時節柄、施食会で読誦するお経「甘露門」の回向偈が思い浮かびました。
以此修行衆善根(いーすーしゅーあんしゅーせんげん)
報答父母劬労徳(ほーとーぶーもーきーろーてー)
存者福楽寿無窮(そんしゃーふーらーじゅーむーきゅー)
亡者離苦生安養(もーしゃーりーくーさんなんよう)
四恩三有諸含識(すーいーさんゆーしーあんしー)
三塗八難苦衆生(さんずーはーなんくーしゅーさーん)
倶蒙悔過洗瑕疵(きゅーもーくいこーせんなんすー)
尽出輪迴生浄土(じんしゅーりんぬいさんじんずー)
この修行衆の善根を以て、父母の劬労の徳に報答す。
存者は福楽寿の窮まり無く、亡者は苦を離れ安養に生ぜんことを。四恩・三有の諸の含識と、三塗・八難の苦の衆生と、倶に悔過を蒙い瑕疵を洗い、尽く輪迴を出して浄土に生ぜんことを。
この世は存者のためだけにあるのではない、と心に刻んでおきたいものです。