今週24日、土曜日14時、サンバチーム「アミーゴスカリエンテス」の有志とその家族が都内よりお参りされます。4万羽、39束の千羽鶴をお焚きあげするためです。

 

昨年9月、「アミーゴスカリエンテス」の一員だった長濱裕美さんは43歳で亡くなりました。彼女が病に倒れたと聞いた仲間たちは回復を切に祈り、その鶴を折りはじめました。しかし、お別れの時を迎えてしまいます。

 

その数か月後、仲間たちはまた鶴を折りはじめました。大切な仲間を失った喪失感、彼女に何かしてあげたいという想い、そして、今年8月の浅草サンバカーニバルのパレードに一緒に参加してもらおう、と願いを込めて折り続けました。

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彼女の通夜葬儀を勤めたご縁から、その祈りや願いの詰まった千羽鶴をお焚きあげしてほしいというお話がありました。そして、その際に、彼女が大好きだったサンバを流してほしいというリクエストも。

 

大切な誰かを想う時、そうしないでいられない心の動き。その心の動きにためらうのではなく、誠実でありたいと思うのです。その心の動きこそが優しさや慈しみであり、供養の原点であると思うのです。

 

参考 おはよう日本 特集10月13日